2017年4月4日放送

鍵かけモデル地区指定書交付

鍵かけモデル地区の指定書交付式がきのう(3日・月曜日)、遠野警察署で行われました。この取り組みは、鍵かけの意識を高めることなどを目的におよそ5年前から始まっています。きのう、遠野警察署署長室でことし、鍵かけモデル地区となる遠野町第5区自治会に指定書が交付されました。遠野警察署の杉田幸雄署長は空き巣、忍び込みといった侵入窃盗の無施錠被害率が岩手では50%であることを示し「警察も注意喚起活動などを実施していきたいのでみなさんの協力もお願いします」とあいさつしました。また、遠野町第5区自治会では、以前にも鍵かけの呼びかけを地区広報で行っているものの、およそ120世帯がある地域の安心安全のためにさらに鍵かけの徹底を呼びかけていきたいとしています。遠野警察署によりますと、警察が認知している市内で発生した侵入窃盗は、おととし9件のうち6件が無施錠、去年が4件で、すべて施錠された状態で起きたということです。警察では「隙を見せないためにも鍵かけの徹底を図っていただきたい」と注意を呼びかけています。

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