2017年3月23日放送

地域おこし協力隊 最終活動報告

地域おこし協力隊の最終活動報告が、きのう(22日・水曜日)とぴあ庁舎で行われました。報告したのは、3年前の平成26年から遠野に移り住み、遠野では初の地域おこし協力隊として活動した藪内慎也さんです。藪内さんはきのう農業活性化担当として取り組んだ2年間を本田市長に報告しました。奈良県出身の藪内さんは、協力隊員となる前、中学校の教員や家具職人の経歴を持ち、また、青年海外協力隊としてジャマイカの学校で木工を指導し、震災後は釜石などで復興支援活動を行っていたということです。地域おこし協力隊として遠野では、ホップ栽培農家での研修や各種農業研修に参加しながら自身でもホップ栽培を実践し、地域との繋がりも築きながら活動を終了したということです。報告を受けた本田市長は、「遠野の産業活動を積極的に取り組んでいるのはありがたい、遠野で新たな物語を創ってほしい」と、遠野では初となる地域おこし協力隊の活動と、すでに独立して活動している藪内さんに労いと期待をよせていました。なお、藪内さんは、これからも遠野でホップを軸とした農産物を生産・販売し、日本一のホップ農家を目指し遠野のホップ栽培を次世代に継承していきたいということです。

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