2017年3月22日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会がきょう(22日・水曜日)開かれ、本田市長は、今年度・平成28年度の市政課題の取り組みなどについて発表しました。平成28年度の市政課題の取り組みの中で、遠野高校と緑峰高校2校の存続に向けて来年度・平成29年度に重点的に取り組む高校魅力化アクションプランが策定されました。高校魅力化アクションプランでは、遠野高校と緑峰高校の魅力向上と入学者数の改善に向けた集中型支援策として4つのプランが挙げられていて、空手など新たなクラブ活動の支援や、中学生と高校生の文化祭交流の支援などを行うということです。この他、携帯電話不感地域を解消するため総務省の「携帯電話等エリア整備事業」を活用して附馬牛町大洞地区と土淵町米通地区に携帯電話基地局施設を整備しているということです。事業費はおよそ4600万円でこれにより、遠野市の携帯電話のカバー率は99.6パーセントになるということです。また、遠野駅舎の未来を考える会の今年度の活動状況についても述べました。遠野駅舎の未来を考える会では駅舎を中心にまちなかを活性化させるため5回のワークショップを開催し、駅舎機能のニーズとアイディアを話し合いました。駅舎機能のアイディアとして「子どもから高齢者までゆっくりできるフリースペース」「学生が『たまる』自習室・図書室」などが挙がったということです。今後はワークショップの内容を生かした駅舎活用とまちなか活性化のため、JR東日本盛岡支社とも連携していけるよう取り組んでいくということです。また、平成29年度4月1日付け遠野市の定期人事異動の追加内示についても発表がありました。経営企画部長に鈴木英呂さん、経営企画部地域経営改革担当部長に竹内正己さんとなっています。

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