2017年3月16日放送

まかせて会員スキルアップ研修会

遠野市わらすっこファミリー・サポート・センター事業の「まかせて会員」のスキルアップ研修会が先週金曜日(10日)東舘町の元気わらすっこセンターで開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。遠野市わらすっこファミリー・サポート・センター事業通称「ファミサポ」は、地域で子育てを応援する会員制の取り組みで、去年10月からスタートしました。ファミサポで子どもを預かる「まかせて会員」のスキルアップを図ろうと今年度初めて開かれたこの日の研修会には、まかせて会員に登録している20人が参加しました。この日は初めに「地域で子育てをすることについて」をテーマに、岩手県立生涯学習推進センター生涯学習参与の新妻二男さんが講演をしました。この中で、「子どものバランスのとれた生活の保障とそれを支える豊かな人間関係を、家庭・学校・地域という子どもの生活の場でどのように実現していくのかが私たち大人に課せられた課題」などと講演していたということです。続いて、まかせて会員の2人が実践事例発表をしました。まかせて会員たちは「おねがい会員である母親は最近は表情が和らいできて、子どもは声をかけるとニコっとしてくれるようになった。案ずるよりも産むがごとし」「おねがい会員の自宅だったので安心して活動ができた。子どもから遊びを教えられたようだった。これからもできる限り活動したい」などと発表していたということです。この研修会を開いた市子育て総合支援課では、今後も市民へのPR活動をしながら支援が必要な人へのきめ細かいサポートができるよう、この事業を展開していくということです。

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