2017年3月16日放送

ふるさと納税謝礼品事業者交流会

遠野市のふるさと納税で謝礼品を提供する事業者やこれから提供を考えている事業者などが集まっての交流会がきのう(15日・水曜日)あすもあ遠野で開かれました。遠野市では、去年10月からふるさと納税の寄付に対する謝礼品の取り扱いが始まっていて、きのう(15日・水曜日)現在で、市内30事業者から81品目が提供されています。きのうは、市の職員をはじめ、謝礼品を提供している事業者やこれから提供を考えている事業者などおよそ30人が集まり、これまでの成果のほか来年度に向けた取り組みを話し合い交流を深めました。初めに、市の職員から遠野市ふるさと納税の状況報告と来年度・平成29年度の取り組みについて話しがありました。まず、今年度・平成28年度の遠野市ふるさと納税は、おととい(14日・火曜日)現在で目標額の6000万円を超える6735万円の寄付が集まっていることについて報告しました。来年度については、目標額を今年度の2倍1億2000万円にし、これまでは1万円以上の寄付に対して謝礼品を贈っていましたが、5000円の寄付に対する謝礼品の取り扱いや定期便の取り扱いも進めていくということです。これに合わせて、謝礼品を提供する事業者の今後さらなる商品の工夫が必要になってきます。また、きのうの交流会では、ふるさと納税県内トップの実績をあげている北上市のノウハウを学ぼうと講師を招きました。招かれたのは、北上市から受託して謝礼品の商品開発やPRなどをしている北上観光コンベンション協会きたかみチョイスプロジェクトリーダーの登内芳也さんです。登内さんは、寄付者が謝礼品に求めていることについてや、北上市が取り組んだ商品の成功例などを紹介しました。このあとの懇親会では、登内さんと参加した事業者が謝礼品の提供に向けた新たな商品などについて話しながら、情報を共有し合い交流を深めていました。遠野市では、事業者と協力して、謝礼品の見直しをしながら遠野の新たな魅力を発信していきたいとしています。

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