2017年3月10日放送

高齢者交通事故防止対策活動

高齢者の交通事故を防止しようと遠野市交通安全対策協議会がきょう(10日・金曜日)、遠野ショッピングセンターとぴあで高齢者に交通安全を呼びかけました。この活動は、高齢者の交通事故が多く発生していることから交通安全意識を高め事故のないまちづくりを目指そうと、人が多く集まるとぴあで無料バスの日に合わせて実施されました。きょうは、遠野市交通安全協会や遠野地区交通安全母の会連合会、そして遠野警察署からおよそ30人が参加し、交通安全を啓発するチラシや夜間の交通事故防止に役立つ反射シールなどを来場者に配りました。遠野警察署によりますと、去年、岩手県内では73人が交通死亡事故の犠牲になっていて、このうち、およそ7割が高齢者だったということです。また、横断歩行中車にはねられて亡くなった人、22人中全員が反射材をつけていなかったということもあり、きょう配られた反射シールは、可能であればその場で靴に張ってもらうなどして交通安全への協力を呼びかけていました。なお、午前10時半から1時間ほどでおよそ400セットが配布されたということです。

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