2017年3月10日放送

3月市議会定例会最終本会議

3月の市議会定例会は、きょう(10日・金曜日)最終本会議が開かれ、平成29年度の一般会計予算などが可決されました。本会議はきょうの午後2時から始まりました。本会議で採決されたのは遠野市民センター条例等の一部を改正する条例の制定や、遠野市保育料条例の一部を改正する条例の制定、平成29年度遠野市国民健康保険特別会計予算など26の議案と過疎地域の追加と過疎対策事業債の対象事業の拡充を求める意見書の提出など2つの発議案です。初めに、平成29年度遠野市一般会計予算など22の議案について予算等審査特別委員会での審査結果が報告され採決の結果、全て原案の通り可決されました。このうち来年度・平成29年度の市の一般会計予算については、総額を今年度・平成28年度より10億7000万円少ない177億9000万円となりました。特徴としては2つの優先課題として「産業振興・雇用の確保」「少子化対策・子育て支援」の主要事業におよそ25億9000万円を計上しています。このうち遠野風の丘の機能充実のための「道の駅魅力アップ事業費」におよそ7700万円。宮守体育館改修工事のための「健康スポーツ施設整備事業費」におよそ1億4700万円となっています。また、飛内副市長から人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて4つの議案の説明があり、いずれも原案の通り推薦することが決定しました。このほか、中山間地域における農業経営支援に関する請願1件と発議案2件についても可決され、3月の市議会定例会は閉会となりました。

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