2017年3月7日放送

食と健康の集い ぱすぽるヘルスアップライブ

食と健康について学ぶ「ぱすぽるヘルスアップライブ」がおととい(5日・日曜日)、あえりあ遠野で開かれました。このイベントは、遠野市民に食と健康について学んでもらおうと遠野市が主催しました。また、遠野市食生活改善推進員団体連絡協議会の10周年を記念して製作された料理カード集の完成発表もかねていて、この日、会場を訪れた参加者には無料で配布されました。この料理カード集は、広報遠野で連載されているレシピを集めたもので、100年先まで残したい遠野の味をテーマにしたものや栄養満点の食育レシピなど76種類のレシピがまとめられています。遠野市食生活改善推進員団体連絡協議会では今後、この料理カード集を1冊600円で事務局がある松崎町の遠野市総合食育センターで販売することにしているということです。イベントには、およそ150人が集まり、食や健康について関心を高めるなか、遠野市食生活改善推進員団体連絡協議会が脳卒中予防寸劇コンテストで発表した劇を披露しました。今回のキャストたちは、半分がピンチヒッターということでしたが、それぞれの個性的な役柄が際立っていて、会場からは、たびたび笑いが起こっていました。そして、このあと、スペシャルゲストとして人権や家族・環境・健康などをテーマにした歌う講演会を開くなど全国各地で活動している神戸市出身のシンガーソングライターリピート山中さんを迎え、ライブが行われました。リピートさんは、健康でいるために笑うことの大切さを歌ったり人間の体内にある臓器をテーマにした歌を歌ったりと、さまざまなオリジナル曲を披露し会場に集まった人を楽しませていました。フィナーレでは、サプライズゲストとしてロコモ体操の発案者宮城県にあるクリニックの佐々木信之院長と、ロコモボーイ・星智さんの登場でさらに会場を盛り上げました。ロコモ体操は、年齢とともに骨や筋肉、間接など身体の運動器が衰え将来的に寝たきりになったり介護が必要になったりする可能性が高い状態、いわゆるロコモティブシンドロームを予防するために考えられた体操です。遠野市運動普及推進員協議会かっぱの会のメンバーがみんなのお手本となりながら、会場に訪れた人たちも一緒にこのロコモ体操で楽しく、体と心の健康づくりをしました。終わりには、イベントを盛り上げたリピート山中さんをはじめ忙しいなか足を運んでくれた佐々木院長と星さんに、感謝の花束と会場から大きな拍手が贈られていました。なお、このイベントは、遠野市が取り組む健幸ポイント事業の「行きましたポイント」がたまる対象イベントとなっていて、対象の人には、スキップポイントと交換できる20ポイントが贈呈されたということです。

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