2017年3月6日放送

千葉家オフキャンパス

フィールドワークを通して広い視野から千葉家の活用について考える千葉家オフキャンパスが先週土曜日(4日)に開かれました。この千葉家オフキャンパスは、現在、大規模な修理工事が進められている国の重要文化財・千葉家住宅周辺の環境や暮らしなどを知ったうえで千葉家の未来を考えようと遠野文化研究センターが主催し、遠野高校の生徒や重文千葉家の活用を考える会の会員など36人が参加しました。この日は、綾織地区センターでガイダンスがあったあと、ランドスケープデザイナーなどのアドバイスのもとフィールドワークが行われました。この中で、高校生たちは「近景(きんけい)」「中景(ちゅうけい)」「遠景(えんけい)」をテーマに3つの班に分かれ、位置情報を記録することができるGPSロガーという機械を使いながら千葉家の周辺を歩きまわり、いい風景だと感じた場所を写真に納めました。この日は、あいにくの雪で風景は見えにくかったものの、参加者たちは思い思いの場所で写真を撮りながら、建物や自然など、千葉家周辺の新たな魅力を見つけていました。フィールドワークのあとは、綾織地区センターでレクチャーが行われました。参加者たちは、3つの班のGPSロガーの情報を重ねあわせ撮ってきた写真を見ながら魅力を感じられる場所を確認し、千葉家周辺の地形や自然について理解を深めていました。なお、千葉家オフキャンパスは今回が2回目で、今後は、重文千葉家の活用を考える会の会員などとともに周辺建物や植物のリサーチを進めていくということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.