2017年2月24日放送

3月市議会定例会開会

3月の市議会定例会がきょう(24日・金曜日)開会し、平成29年度遠野市一般会計予算案など32の議案が提出されました。市議会は午前10時から始まり、初めに会期を3月10日(金曜日)までの15日間にすることが決まりました。続いて本田市長が平成29年度の施政方針について第二次遠野市総合計画前期基本計画の確実な実行、遠野スタイル創造・発展総合戦略による事業の重点化を図るとし、夢と希望を未来に紡ぐ優先課題やまちなか再生、地域コミュニティーの再構築など新年度に向けての決意を述べました。また、中浜艶子教育長が平成29年度の教育行政方針の中で、重点として「学力向上の推進」「特別支援教育の充実」「豊かな心を育む教育の推進」「特色ある学校づくりの推進」「学校経営の質的向上」の5項目をあげ学校教育の充実に取り組んでいくと述べました。この後、飛内雅之副市長が市が提出する32の議案について説明しました。このうち今年度・平成28年度の市の一般会計補正予算案については歳入歳出からそれぞれおよそ4億4900万円を減額し総額およそ211億3311万円にするとしています。これは台風10号に伴う災害復旧工事の対応が市から県に移ったことなどから災害対策および災害復旧事業費がおよそ1億9000万円減額となることによるものです。また、来年度・平成29年度の市の一般会計予算案を「羽ばたく!遠野スタイルチャレンジ予算」と位置付け総額を今年度に比べ10億7000万円少ない177億9000万円としています。特徴としては2つの優先課題として「産業振興・雇用の確保」「少子化対策・子育て支援」の主要事業におよそ25億9000万円を計上するとしています。3月市議会定例会は来週27日(月曜日)と28日(火曜日)に8人の議員による一般質問、3月1日(水曜日)から予算等審査特別委員会3日(金曜日)に本会議その後予算等審査特別委員会が、そして、最終日の10日(金曜日)に本会議が開かれ、来年度の予算案などの採決が行われることとなっています。

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