2017年2月20日放送

教育文化振興財団顕賞式 体育協会栄賞表彰

教育・文化・スポーツなどで功績のあった市民・団体を表彰する遠野市教育文化振興財団顕賞式と遠野市体育協会栄賞表彰式が、先週土曜日(18日)あえりあ遠野で行われました。今年度で43回目の開催となった顕賞式では、54個人・18団体が表彰されました。この中で、優れた活動と長年に渡る功績に対して贈られる教育文化特別賞には、36年に渡って遠野市民センターバレエスタジオで講師を務め、バレエを通じて芸術文化の普及・発展に大きく貢献した深川晴代さんが受賞しました。また、全国高校サッカー選手権岩手県大会と岩手県高等学校新人大会サッカー競技でそれぞれ第1位の成績を収めた遠野高校サッカー部など5個人・1団体に教育文化特別奨励賞が贈られました。続いて、今年度11回目となる遠野市体育協会栄賞表彰式が行われ、11個人・3団体が表彰されました。この中で、上郷空手道スポーツ少年団結成以来30年以上の長きにわたり少年団の健全育成・強化に努め、遠野市の空手道競技の普及・発展に貢献している林崎慶治さんが功労賞を受賞しました。また、去年開催された希望郷いわて国体の空手道競技男女総合で第1位など輝かしい成績を納めた遠野市空手道連盟など2個人・1団体に特別栄光賞が贈られました。表彰のあと、受賞者を代表して深川晴代さんが謝辞を述べました。続いて行われた第2部では、遠野市グラウンド・ゴルフ協会などが活動内容や成果を発表しました。初めに、遠野市グラウンド・ゴルフ協会の谷口徹太郎会長が、いわて国体での各選手の活躍ぶりについて紹介し「生涯スポーツのグラウンド・ゴルフはいつでも誰でもできる競技です」とグラウンド・ゴルフの魅力について紹介しました。続いて、顕賞式で教育文化奨励賞を受賞した宮守町の米田康一さんと遠野中学校2年の斉藤夢羽さんの作品と、2人が絵画にかける思いを語った映像が紹介され、会場からは盛大な拍手が送られていました。また、教育文化特別賞を受賞した深川晴代さんが講師を務める遠野市民センターバレエスタジオの生徒たちが「人形の家」を披露して深川さんの受賞に華を添え、生徒たちの華麗な舞に、深川さんからは笑顔がこぼれていました。最後は、遠野高校音楽部によるコーラスをバックに受賞者たちは会場を後にし、今年度の顕賞式と栄賞表彰式は幕を閉じました。

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