2017年2月3日放送

チャタヌーガ報告

中高生海外派遣交流事業と市民視察ツアーで先月チャタヌーガ市を訪問した人たちの報告会が、きのう(2日・木曜日)あえりあ遠野で開かれました。中高生海外派遣交流事業は、国際理解や交流への関心を高め国際化に対応できる人材を育成しようと遠野市教育文化振興財団が実施しました。市内の中学校・高校から選ばれた13人の派遣生たちは、先月6日に遠野市を出発しアメリカのテネシー州チャタヌーガ市でおよそ1週間、ホームステイや現地での学校生活を体験してきました。また、きのうの報告会には、派遣生の親や海外に興味を持っているという市内の中学1年生も参加していました。派遣生たちは、それぞれが研修テーマに沿って調べてきたことや異文化に触れることで感じた遠野の魅力など、チャタヌーガでの生活が充実したものであったことを一人一人報告しました。また、チャタヌーガ市民視察ツアーでは、アンディ・バーグ市長への表敬訪問や中高生を受け入れてくれたCSLA校とCSAS校への訪問などを通し、チャタヌーガの人たちと交流の輪を広げたということです。団長を務めた飛内副市長は「中高生だけでなく市全体が一緒になって交流を続けていくことで子どもたちの世界は広がる。今後も盛り上げていきたい」と話していました。高校生の交流事業をきっかけにおよそ27年間続いている遠野市とチャタヌーガ市の交流は、今回の訪問でさらに友情を深めた様子でした。

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