2017年1月26日放送

遠野のもの・こころ海外交流プロジェクト報告会

2回目となる遠野のもの・こころ海外交流プロジェクトの報告会が今週月曜日(23日)開かれました。この中で、きょうの記者懇談会でも触れられた、台湾での「岩手・遠野物産展」開催や先月の「東北プロモーションIN台湾2016」商談会などへの参加について報告がありました。遠野のもの・こころ海外交流プロジェクトは、文化・物産・観光の面で海外との相互交流を図るもので、この日は、遠野のもの・こころ海外交流推進委員会のメンバーなどおよそ30人が出席しました。去年12月に台湾で開かれた旅行会社との商談会などについては、遠野から4人を含む東北から89団体・135人が参加しました。そして、台湾の2大都市である台中市と台北市において観光情報を発信し、魅力ある旅行商品の造成・販売促進が行われました。遠野市については、「例えば、観光をしてそのまま曲がり家で宿泊できる旅行パックのようなものがあるといいのでは」と台湾の旅行会社から提案があったということです。この日は他に来月24日(金曜日)から26日(日曜日)までの3日間、台湾の裕毛屋で「岩手・遠野物産展」を開催することも報告されました。この物産展は去年11月に遠野市と裕毛屋が締結した「地方創生の連携に関する協定」に基づき行われます。現地には遠野市から遠野ふるさと公社・上閉伊酒造・多田自然農場が参加し、どぶろくなどの特産品を出品するということです。また、合わせて台湾出身の留学生リンユーシュさんの紹介も行われました。遠野市は法政大学とインターンシップに関する協定書を締結し、留学生を受け入れることとし、リンさんは今週月曜日(23日)から来月27日(月曜日)までのおよそ一カ月、市内の観光施設での業務体験や伊能嘉矩に関する文化交流に向けて市立博物館で活動するということです。本田市長は、「台湾と遠野の掛け橋としてさまざまな形で活躍してほしい」と激励していました。

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