2017年1月24日放送

宮守町達曽部地域づくり交流事業

宮守町達曽部で、毎年恒例の達曽部地区地域づくり交流事業がおととい(22日・日曜日)、行われました。この催しは、世代間交流と地域間コミュニティーを深めようと毎年この時期に行われています。この日は、達曽部小学校に通う児童およそ20人が、みずき団子ときりせんしょ作りを体験しました。出来上がった団子は、長さ2メートルを超えるみずきの枝に、色とりどりの団子を飾り付け五穀豊穣を祈りました。また新春講演会では、わたしの主張遠野地区大会で優秀賞を受賞した、遠野西中学校3年の小山田彩未さんが「わたしの夢」と題して意見発表を披露しました。続いて、平成20年度から4年間達曽部小学校の校長を務めた小野寺仁さんが、達曽部の地域や子どもたちとの関わりから、地域における教育力の向上などについて講演しました。このあと行われた還暦祝いと厄年祓いの神事では、還暦祝いの代表者や達曽部地区民の代表者など、それぞれが祭壇に玉串を捧げ、ことし一年の健康や無事故を祈っていました。また、湧水神楽保存会が披露した権現舞では、権現様にケガや病気を追い払ってもらおうと、地域の各団体関係者などがステージにあがり、頭を噛んでもらっていました。主催した達曽部地域づくり連絡協議会では、こういった交流を大切にして、この先も続けていきたいとしています。

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