2017年1月17日放送

小友町地域づくり推進大会

29回目となる小友町地域づくり推進大会が先週土曜日(14日)小友地区センターで開かれました。遠野西中学校の小友地区の生徒たちによる氷口御祝で幕を開けたこの大会は、これまでの活動の成果を確認しあい、小友町の歴史・文化の保存や継承、また、市民協働の地域づくりの推進を図ろうと毎年この時期に開かれています。会場となった小友地区センターには、およそ100人が集まりました。大会では初めに、地域づくりに貢献した6人に小友町地域づくり連絡協議会の吉田喜市会長から地域づくり功労者等表彰が贈られました。また、芸術やスポーツの分野で活躍した小中学生24人にも表彰状が手渡されました。このあと、吉田喜市会長が「地域づくりには、環境の整備と産業振興が大事。自分にできることを皆で率先して地域のためにがんばっていく1年にしていただきたい」と年頭のあいさつをしました。続いて、小友小学校の6年生5人が、一人ずつ語り部を披露しました。また、実践事例発表では、緑峰高校生産技術科3年の新田亜優里さんと菊池香純さんが、今年度、全国大会で優秀賞を受賞したホップ和紙作りについて発表しました。取り組み内容を聞いた人たちは、地元の高校生の活躍に感心しながら、地域づくりに生かせることはないかと模索していた様子でした。

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