2017年1月16日放送

農事組合法人かみごう農産設立総会

上郷町猫川左岸地区の農家の人たちが「農事組合法人かみごう農産」を立ち上げることになり、きのう(15日・日曜日)、JAいわて花巻上郷支店で設立総会が開かれました。かみごう農産の設立総会には、発起人や組合員となるメンバーのほか、本田市長や岩手県の遠野農林振興センターの小田原和弘所長などおよそ55人が出席しました。初めに、発起人代表の山崎登久昭さんがあいさつしました。続いて、本田市長は「愚直に農地を守りながら安心安全の確かなものを作り出してより充実した組織を展開してほしい」と激励し、かみごう農産の始まりを祝いました。続いて、議案が審議され、事業目論見書案や定款案などが賛成多数で承認されました。かみごう農産は、猫川左岸地区営農組合を発展させた形で設立し、農事組合法人として、市内では、宮守川上流生産組合、遠野こがらせ農産に次ぐ3つ目となります。農事組合法人は、農業生産の協業を図る法人で、農業に係る共同利用施設の設置や農業の経営など多数の農民が組織として運営します。かみごう農産は、この春、組合員85人で米およそ41ヘクタール大豆およそ24ヘクタールから農業経営をスタートさせ、六次産業を視野に基盤作りに努めていくということです。

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