2017年1月13日放送

教育研究所 研究発表会

遠野市教育研究所の研究発表会がおととい(11日・水曜日)、あえりあ遠野で開かれました。この発表会は、児童・生徒の学力向上を目指した遠野市内小中学校での取り組みを中学校区ごとに発表し合い情報を共有し合おうと、毎年この時期に開かれています。発表会には、遠野市教育研究所所長を務める中浜艶子教育長をはじめ、市内小中学校の校長や副校長、教員などおよそ200人が出席しました。遠野市教育研究所では、中学校区ごとに課題をふまえた上でそれぞれが決めている授業改善の2つの視点を柱に、各校の具体的実践内容や成果・課題などを発表しました。また、平成27年度から改訂作業を進めていた遠野市社会科副読本「新版」について、社会科副読本部会から新しくなった内容の一部が紹介されました。社会科副読本部会では、ことし4月から市内の小学校3・4年生に新版の社会科副読本を利用してもらえるよう、現在、編集作業を進めているということです。発表会の終わりに、講評で、遠野市教育研究所学校教育専門員の本田正弘さんが「今研究していることを自信をもって進めていただきたい。成果も出てきている。来年も楽しみにしながら先生方の頑張りに期待したい」とエールを送りました。発表会を通して、出席した人たちは、各校の取り組みを共有し合い自分たちの授業改善の視点に生かしていこうと知識を深めていました。

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