2017年1月10日放送

ミズキ団子作りで三世代交流

遠野町第三区で先週土曜日(7日)、毎年恒例のミズキ団子作り行事が行われ、地域の三世代が交流を深めました。この行事は、地域の三世代交流を図ろうと、遠野町第三区が子どもたちの冬休みに合わせて毎年開いています。この日は、地域に住む子どもからお年寄りまでおよそ60人が集まり、三世代が肩を並べながらミズキ団子作りを楽しみました。団子が出来上がると、子どもたちが中心となって赤や緑など色とりどりの団子を一つ一つミズキの枝に散りばめるよう上手に飾り付けていきました。このミズキ飾りは、五穀豊穣を祈る小正月の行事として、団子のほかにも、鯛や小判など縁起の良い形をしたものがさまざま飾り付けられました。飾り付けが終わると、華やかなミズキ飾りを前にみんなで写真撮影をして、一足早く小正月の思い出を作っていました。この日は、ミズキ飾りを楽しんでもらおうと、穀町の希望の郷「絆」サポートセンターにも飾り付けられました。また、ミズキ飾りのほかにも、子どもたちがみんなで力を合わせながらもちつきをしたり地域の人が持ち込んだ手作りの道具で遊んだりしました。また、ふるさとに伝わる遊びを子どもたちに伝えようと市内で活動しているグループわらべのメンバーと一緒に、昔遊びも楽しみました。最後は、お雑煮やきなことあんこに包まれたつきたてのもちをみんなで美味しく食べながら、わきあいあいと楽しいひとときを過ごし、三世代交流を深めていました。

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