2017年1月9日放送

成人を祝う会

また、きょう(9日・月曜日)は、健康福祉の里で成人を祝う会が開催されました。温かい雰囲気の中開かれたこの成人を祝う会は、「障がいを持つ子にも成人式があれば」という一人のお母さんの声から生まれたもので、遠野市社会福祉協議会が毎年開いています。きょうは、障がい者を支援する手をつなぐ育成会などおよそ50人が集まり、遠野市活動支援センターカムカムに登録している利用者の成人を祝いました。成人を祝う会で、遠野市社会福祉協議会の臼井悦男会長が「我が子の成長は、さまざまな課題を乗り越えてきたお父さん・お母さん・家族の皆さんの生活そのものであり、成長でもあります。強く・やさしく・ひたむきに生きてこられたこれまでを皆さまとともに確かめお祝いしたい」とあいさつしました。続いて、精神保健福祉の向上のために長年に渡り尽力している佐々木五郎さんが記念講話を行い「障がいを持つ子どもがいることを周りに言えるようになるには時間がかかりますが、言えた方が楽になることを皆さんに知ってほしい」と参加した人たちに語りかけました。乾杯のあとは参加者みんなでご飯を食べ、交流を深めていました。きょうお祝いを受けた人は「こうしてたくさんの人たちに集まっていただいてお祝いしてくださり、本当に感謝しています」と話していました。

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