2016年12月6日放送

市議会一般質問

12月市議会定例会は、きょう(6日・火曜日)一般質問2日目を迎え、4人の議員が質問に立ちました。きょうは、菊池巳喜男議員、浅沼幸雄議員、瀧本孝一議員、菊池充議員の4人が登壇し、市の考えをただしました。このうち、市内に11カ所ある地区センターの地域づくりの現状について本田市長は、先月から宮守地区センターと上郷地区センターに保健師を配置したことに触れ、その上で「人づくり」「地域づくり」「健康づくり」の3つをキーワードに、今だからこそ考える・今だからこそやるという機運の醸成を図る。そして、11の地区センターがそれぞれ地域の特性に応じて動けるような環境作りにさらに努力をしていきたいと述べました。また、地域づくりの取り組みを進める中での市民センターと地区センターの課題について市は「先進事例からより多くの事業の仕組みを学び、さらに多くの地区住民が参画できる話し合いの場を設定していきたい」と答えていました。ほかに、新庁舎の完成時期について本田市長は、建設地内の物件の移転や地下からの湧き水処理に時間を要したことから、来年7月から8月の完成を目処とすると述べました。これらを理由に、行政組織再編が平成30年4月に先送りとなったことについて本田市長は、地域経営改革の取り組みとして「行政内部の体制と業務の見直し」「第三セクター等の経営体強化」「人づくり」を位置づけながら、慎重・丁寧に作業を進めていきたいと答弁しました。きょうは、来年10月5日から7日に予定されている全国わさび生産者大会についても質問が出ました。本田市長は「この大会を契機に、わさびの生産基盤の整備を加速させる方向にもっていきたい。六次産業による付加価値という切り口はとても大事であり、厚みのある産業振興につなげる機会としたい」と述べました。12月市議会定例会は、あす・7日(水曜日)とあさって8日(木曜日)に予算等審査特別委員会、そして最終日の9日(金曜日)に本会議が開かれ、議案の採決が行われる予定となっています。

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