2016年12月5日放送

小学生が枝打ちなどを体験

遠野小学校の児童が先週金曜日(2日)学校で使う机やいすの製造過程を学びました。この学習活動は、木工団地で小学校の木製の机といすが製作されているところを見学し、また、いすなどを製作することで木材の流通を実感してもらおうと実施されました。この日は、遠野小学校の6年生45人が木工団地を訪れ、初めに枝打ち体験をしました。枝打ちは、発育を促し品質の良い木材を得るために必要な作業で、児童たちは、慣れない道具に苦戦しながらも丁寧に枝を切り落としていました。続いてノッチ・アート遠野で机の製造工程を見学し、やすりなどを使い手作業で形を整えていることを知り驚いているようでした。そして、工場見学を終えた後木材加工の体験として本立てやいす、写真立てをそれぞれ製作しました。児童たちは真剣な表情で作業に取り組み、改めて物づくりの大変さを感じているようでした。なお、遠野小学校の6年生は製造過程を見学した木製の机といすを3学期から使用する予定ということです。

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