2016年12月1日放送

市内のしし踊り保存会 市に太鼓贈る

市内のしし踊り保存会がおととい(11月29日・火曜日)、市に太鼓を贈りました。太鼓を贈ったのは、遠野郷板澤しし踊り保存会です。板澤しし踊り保存会は、8年前の遠野まつりで、見学に来ていた漫画家の故・水木しげるさんが太鼓に目玉のイラスト入りサインをしました。きのう、11月30日は、水木さんが亡くなって1年が経つことを受け、50年以上使われたサイン入りの大事な太鼓を市に贈り大切に活用してほしいということになりました。おとといは、佐々木國允会長などがとぴあ庁舎を訪れ、市に太鼓を贈りました。本田市長は「ありがたくお受けします」と感謝し、しっかりと保存することを約束していました。また、懇談では、水木さんにサインをもらった時のエピソードなどの話も出ていました。今回市に贈られた直径およそ60cm、胴の幅およそ43cmの太鼓は、きょう(12月1日)から市立博物館で開催されている水木さんの業績を偲び追悼する展覧会に展示されています。また、会場には、ほかに復興を応援する色紙なども展示されています。

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