2016年11月29日放送

農林水産大臣賞受賞報告

宮守町の男性が今年度の農林水産大臣賞を受賞し、きのう(28日・月曜日)、本田市長にその報告をしました。きのう、とぴあ庁舎を訪れたのは、宮守町で農林業を営む菊池英雄さんです。菊池さんは、乾しいたけ生産や林業生産活動に積極的に取り組んでいます。乾しいたけ生産においては、天候に左右されない安定した生産が可能となるように人工ホダ場1棟を整備、高品質・安定生産を実現して地域の模範となっています。また、林業生産活動では、菊池さんの培った技術を孫の秀明さんに引き継ぐための指導や地元の製材工場などに向けた地域材を安定的に供給するため、高性能林業機械を活用した素材生産作業に積極的に取り組んでいます。菊池さんは、これらの長年に渡る取り組みが評価され、今月8日、東京で行われた授賞式において農林水産大臣賞を受けました。この賞は、今年度、全国では菊池さんを含めて7人が受賞していて、遠野市で受賞したのは菊池さんが初めてということです。報告を受けた本田市長は「昭和37年から続く大変権威のある賞を受賞されて心からお祝いを申し上げます。取り巻く環境は本当に厳しいものがありますが、これまでの実績も踏まえて遠野の産業振興のために今後も対応していただきたい」と菊池さんのこれからの更なる活動に期待を寄せていました。

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