2016年11月28日放送

「税についての作文」表彰伝達式

中学生に税に関する関心を高めてもらおうと募集された「税についての作文」で財務大臣賞などを受賞した生徒への表彰伝達式が、先週金曜日(25日)遠野中学校で行われました。「税についての作文」は、今年度、全国の中学校7467校から62万9534編の作品が寄せられました。このうち、遠野中学校3年の佐々木英鈴さんの作品「自ら納めたくなる税って何だろう」が、全国で1人のみ選ばれる財務大臣賞を受賞しました。日本人とブラジル人を両親に持つ佐々木さんは、母親から、ブラジル国民の中にはオリンピック開催を望んでいない人も多いことを聞き、日本をよくするための方法の1つは優れた税制度を構築することではないかと、作文を通して訴えかけています。また、橋野蘭さんは、義務教育を通して自分が税の恩恵を受けていることに気がつき、与えてもらった恩恵に感謝しながら維持・発展させることの大切さを書いた作文が、釜石税務署長賞を受賞しました。北湯口鮮さんは、小さな子どもから高齢者が皆安心して日常生活を送ることができる国を築いていくことが、自分たちの責任でありその手段の1つが税金ではないかと問いかける作文を書き、釜石地区税務関係団体協議会会長賞を受賞しました。なお、釜石税務署管内では今年度、5校68編の応募があったということで、財務大臣賞を受賞したのは佐々木さんが初めてということです。

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