2016年11月25日放送

起業型地域おこし協力隊向け研修会

遠野の地域資源の発信や六次産業化を目指す起業型地域おこし協力隊の研修会がきのう(24日・木曜日)遠野市内で開かれました。この研修会は、ことし9月に着任した起業型地域おこし協力隊のメンバーに遠野について知ってもらい、関係団体を訪問しながら聞き取り調査などを行うことで連携を図ってほしいと遠野市が開きました。研修会には、隊員のほか、地域おこし協力隊をコーディネートしているネクストコモンズのスタッフなどおよそ15人が参加しました。午前中は、市立博物館を見学し歴史を学んだほか、遠野のまちづくりについて遠野市のこれまでの取り組みそして、今後どのように展開されていくかを映像を見ながら市の職員から説明を受けました。このあと、一行は、道の駅遠野風の丘を訪問し、遠野ふるさと公社の事業内容について菊池美之事務局長から話を聞きました。菊池事務局長は、外国人向けのインバウンド対策や国外に遠野を発信していくための方法、このほか、イオンモール盛岡南にある遠野のアンテナショップ「結いの市」の盛り上げ方など隊員やネクストコモンズのスタッフたちにアイデアを求めていました。さまざまな地域から集まり遠野で活動を進める隊員たちは、自らが持つ経験やアイデアで何か出来る事はないかと、訪れた先で積極的にコミュニケーションをとりながら遠野の地域資源を発信していくヒントを探っていました。なお、午後には、遠野みらい創りカレッジや遠野商工会などを訪問し、研修会は夕方まで実施されたということです。隊員たちは、今後もヒアリングをしながら関係団体と連携を深め、遠野の地域資源の情報発信と起業に向けた商品開発なども行っていく予定ということです。

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