2016年11月22日放送

市内金融機関で強盗訓練

市内の金融機関できょう(22日・火曜日)、銀行強盗が押し入ったという想定での訓練が行われました。この訓練は、万一の状況に備え、それぞれの役割や心構えを確認しようと、市内の金融機関で組織する遠野地区金融機関防犯協会が毎年実施しています。訓練では、拳銃と刃物・爆発物を持った2人組の男が銀行に押し入り、人質をとって現金を奪い逃走したという想定で行われました。強盗犯が現金を持ち、車で逃走すると、行員たちはすぐさま車を追いかけ、車の車種やナンバーなどを素早く書き留め、警察に通報していました。訓練に立ち会った遠野警察署の署員は、「役割分担が明確になっていて、事件発生から通報までの動きがスムーズにできていた」と講評していました。遠野警察署によりますとことし1月から9月末現在、県内での金融機関の強盗事件は発生していないものの、全国では去年に比べて1件増の25件が発生しているということです。遠野警察署では、年末年始にかけて多額のお金が動く可能性があるため、保管や管理の徹底を呼びかけています。

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