2016年11月18日放送

製本ボランティア

市内では、さまざまなボランティア活動に取り組んでいる団体がありますが、きょう(18日・金曜日)は、製本ボランティアを行っている団体を取材しました。製本ボランティア団体「こぶしの会」は、たくさんの人が本をきれいな状態で読めるように、そして本が長持ちするようにと、平成5年頃から長年に渡って毎月第3金曜日に製本のボランティア活動をしています。今月11日(金曜日)には、市立図書館が初めて主催した図書修理講習会にも参加するなど、積極的に活動をしています。きょうは、7人の会員が市立図書館に集まり、古くなったセロハンテープを本が破れないように慎重に剥がしたり、本の状態を見極めながらボンドや自分たちで作ったあわせのりを使い分けて塗ったりと、一冊ずつ思いを込めて丁寧に作業していました。また、きょうは、製本の技術に詳しい遠野市読書ボランティアネットワークの会員も手伝いに駆けつけ、こぶしの会の会員たちは、技術を教わりながら和気あいあいと作業していました。なお、市立図書館では、絵本の読み聞かせや破損資料の点検などを行う図書館ボランティアの受け入れをしているということです。問い合わせは、市立図書館までお願いします。

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