2016年11月17日放送

人権教室

遠野小学校できのう(16日・水曜日)人権について考えようという教室が開かれました。この人権教室は、相手の気持ちを考え思いやりの心について理解を深めてもらおうと、花巻人権擁護委員協議会遠野連絡会が市内の小中学校や児童館で開いていて、ことしで3年目となります。きのうは、遠野小学校の4年生を対象に開かれ、「ぼくのきもちきみのきもち」という、いじめっこといじめられっこの体が入れ替わってしまうことで、お互いの気持ちに気がつくという紙芝居が披露されました。そのあと、児童たちは、言われてうれしくなる「ほかほかことば」と悲しくなる「ちくちくことば」について考えました。児童たちは、普段の生活でなにげなく使っている言葉が人を傷つけているかもしれないということに気づき、相手の気持ちを考えて話すことの大切さを改めて感じている様子でした。なお、12月4日から10日は「思いやりの心」や「かけがえのない命」について考えようという人権週間です。この人権週間にあわせ、花巻人権擁護委員協議会では、12月6日・火曜日にあえりあ遠野と宮守総合支所を会場に特設人権相談所を開設するということです。また、12月3日・土曜日には、音楽で育む人権の集いをテーマにした「ハートフルステージ」が、あえりあ遠野中ホールで開かれるということです。

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