2016年11月16日放送

愛知県大口町長 来遠

愛知県大口町の町長がおととい(14日・月曜日)遠野市を訪れました。人口およそ2万3000人の大口町は、愛知県の北西部に位置する工業が盛んな町で、五条川の桜並木が有名ということです。大口町社会福祉協議会と遠野市社会福祉協議会は、2年前の5月に災害時相互応援協定を締結しており、また、ことし7月には本田市長が大口町社会福祉協議会主催の防災講演会で基調講演をしています。遠野の後方支援などの取り組みについて理解を深めようと遠野を訪れた大口町の鈴木雅博町長は、遠野市社会福祉協議会や総合防災センター、市立博物館などをまわりました。後方支援資料館では、小時田光行消防長の案内で東日本大震災発生時のパネルをみながら、有事の際の行動の仕方などについて模索している様子でした。また、この日の夜、市内の民宿で、社会福祉協議会や市の防災担当者、綾織町民との意見交換会が開かれました。大口町社会福祉協議会は、東日本大震災後、綾織町砂子沢地区消防コミュニティセンターを拠点に活動したことをきっかけに地域の人たちと交流を続けていて、今月はじめには、遠野市社会福祉協議会の職員と砂子沢地区の人たちが大口町を訪れたということです。意見交換会で、飛内副市長が「東日本大震災時には、沿岸被災地のために支援をいただき改めてお礼を申し上げます。大口町と遠野が一緒になっていろんな部分で協力しながら、今後進めていけるような間柄になりたいと思っています」と鈴木町長などを歓迎しました。鈴木町長は「震災の時はいろんな方から大変お世話になり本当に感謝しています。今後ますます我々が交流を深め、仲良くやっていけるようにさせていただければありがたいです」と述べ、遠野の人たちと交流を深めていました。

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