2016年11月10日放送

除雪機械出動式

宮守防災ステーションできのう(9日・水曜日)安全祈願祭と除雪機械の出動式が行われました。岩手河川国道事務所花巻国道出張所(しょ)管区の東北横断自動車道釜石秋田線遠野―東和間33.6kmでは、今年度、5台の除雪トラックが配置され除雪作業を行うことになります。また、カーブや坂道などに凍結抑制剤の散布のほか雪崩防止柵を設置するなど、冬期道路の円滑な通行確保を目指して作業にあたるということです。雪が舞う中行われたきのうの安全祈願祭には、除雪作業の請負業者などおよそ50人が出席し、祭壇に玉串を捧げ除雪トラックを清めるなどしながら今シーズンの除雪作業の無事を祈っていました。続いて行われた除雪機械出動式では、岩手河川国道事務所の木越養一副所長が「作業に対して自信と誇りをもって従事していただきたい」とあいさつしたあと、除雪オペレーターの代表者が安全を宣言しました。出動式には、宮守インターチェンジの近くにある鱒沢小学校から1・2年生11人も駆けつけ、児童たちの「出動」の合図で除雪トラックなどが今シーズンのスタートを切りました。このあと、児童たちを対象にした除雪学習会が開かれました。児童たちは、自分たちよりもはるかに大きい除雪トラックやパトカーに目を輝かせながら、サイレンを鳴らしたりマイクで話したりしていました。そして、凍結防止剤の塩がトラックから吹き出すと、児童たちの周りは塩の広場に早変わり。児童たちは、塩でお絵かきをしたりお山を作ったりしながら楽しんでいました。遊び終わると児童たちは「除雪トラックには、なぜタイヤが2つずつ付いているのか」など積極的に質問をして、楽しみながら除雪機械の役割について学び、理解を深めている様子でした。

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