2016年11月7日放送

遠野市総合教育会議

今年度3回目となる遠野市総合教育会議が先週4日(金曜日)とぴあ庁舎で開かれました。この会議は、市長と教育長・教育委員で構成され、教育委員会と市の行政部局の連携を図り、重要な教育課題についての協議・調整が行われます。この日は、「市内小中学校施設の環境整備プランについて」協議されました。事務局から経年劣化による老朽化が進み、雨漏りや水漏れなどの問題が発生している校舎や体育館・プールなどの状況説明がありました。これらを整備しようと、教育委員会では学校施設整備プランの策定を目指し、各年度ごとに改修や改築工事を検討しています。このあとの意見交換で委員からは「子どもたちの安全を第一に、緊急性があるものはこのプランとは別に先行して進めても良いのではないか」。「将来的なことも視野に入れ、学校がなくなったあとでも災害時や地域コミュニティーの場としても活用できるようなものが必要ではないか」といった意見が挙げられました。教育委員会では、この日挙げられた意見を参考に内部で検討を進めるということです。

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