2016年11月4日放送

市制施行11周年記念功労者表彰

市制施行11周年を記念した功労者表彰式がきのう(4日・木曜日)、あえりあ遠野で行われました。表彰式には、受賞者をはじめ市内の各団体、地域の代表者などおよそ250人が出席しました。式辞で本田市長は「新しい遠野郷の発展を目指し誕生した新遠野市は、地域の特性をいかしたまちづくりを着実に進めてきました。これもひとえにみなさまのおかげです」と受賞者や市民、関係者などに感謝のことばを述べました。ことしの表彰対象者は、71の個人・団体です。まず、市勢振興および公共福祉の増進に尽くしたとして市勢振興功労者表彰を受けたのは、青笹町・菊池啓造さん、遠野町・小松喜一さん、そして、上郷町・細川巖さんの3人です。菊池啓造さんは、旧遠野市の市議会議員として要職を歴任したほか、長年にわたり民生児童委員や青笹町地域づくり連絡協議会などを務め、献身的に地域の振興に貢献しました。小松喜一さんは、長年にわたり遠野建設組合組合長や遠野職業訓練協会会長などの要職を歴任、さらには自身も訓練校の指導員として多数の技術者を養成し産業の振興に貢献しました。細川巖さんは、長年にわたり遠野市消防団員として精励し、東日本大震災時においては団長として消防の使命達成に尽力しました。続いて、特別表彰では、2個人・2団体が表彰されました。遠野市身体障害者福祉協会会長として障がい者の更生援護などに尽力し、公共福祉の増進に貢献した上郷町の佐藤吉美さん。「食」の重要性について、地産地消の取り組みとともに啓発活動を推進し、市民の健康増進に寄与した遠野市食生活改善推進員団体連絡協議会。運動普及の推進活動や介護予防教室への協力など、市民の健康増進に寄与した遠野市運動普及推進員協議会かっぱの会。そして、きのうは欠席となりましたが花巻市の小澤禮二さんが、医師として、36年の長きにわたり宮守町における地域医療の確保に尽力し住民の健康増進に貢献したとして表彰されています。このほか、特別協力者表彰では、遠野市地域経営懇話会および遠野市進化まちづくり検証委員会と、長年にわたって遠野市の地域経営者政策に参画し、市政の進展に貢献した3人が表彰されました。また、協力者表彰では、キリンビール仙台工場が発売から10年以上となる「一番搾りとれたてホップ」を製造し、産業振興に貢献したとして表彰されるなど、このほか、各分野で市勢発展のため尽力した人たちに表彰状や感謝状が贈られました。表彰式のあとは、受賞者を代表して市勢振興功労者表彰を受けた菊池啓造さんがあいさつをしました。表彰式に出席した関係者は、各分野で市勢発展のため尽力した受賞者たちの活動を労うとともに、これからの市勢発展とさらなる飛躍を誓いました。

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