2016年11月3日放送

戦争と平和について考える

遠野北小学校で原爆体験の講話がおととい(1日・火曜日)行われました。この講話は、平和の大切さについて考えてもらおうと遠野北小学校6年生の総合的な学習の時間に行われました。この日は、岩手県原爆被害者団体協議会の伊藤宣夫会長が児童を前に自身の経験を話しました。原爆が投下された当時、17歳だった伊藤さんは船舶通信隊として任務を受け爆心地から4キロメートルほど離れた場所にいたということです。紙芝居を使いながら町が一瞬で火の海になってしまったことや助けを求める人の様子などを説明し、戦争の悲惨さと命の大切さを伝えていました。児童たちは、真剣な表情で伊藤さんの話を聞いていました。伊藤さんは、今後も遠野市だけでなく県内の各学校をまわり平和の大切さを訴えていきたいと話していました。

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