2016年10月28日放送

市長記者懇談会

市長記者懇談会がきょう(28日・金曜日)開かれ、来月の功労者表彰式などについて発表がありました。本田市長は、来月3日に行われる遠野市市制施行11周年記念式典で功労者表彰をすることを発表しました。表彰式では、長年にわたり民生児童委員などを務め地方自治の進展に貢献した菊池啓造さんや、遠野職業訓練協会の会長などを務め産業の振興に貢献した小松喜一さん、東日本大震災時に遠野市消防団団長として尽力した細川巖さんなど67の個人・団体が表彰されます。遠野市市制施行11周年記念式典は、11月3日(木曜日)午後1時からあえりあ遠野で行われます。また、平成29年度遠野市総合計画の取り組みについても発表しました。平成29年度遠野市総合計画実施計画策定方針は「総合計画共通優先方針」「10・とおの約束の推進」「第2次遠野市総合計画前期基本計画登載事業」の3つが重点的施策と位置付けられていて市は「永遠の日本のふるさと遠野」の実現に向け平成29年度から31年度の3カ年の事業計画を策定しました。また、29年度の歳入歳出予算の編成方針について「枠配分予算要求の実施により2億円の経費削減」「公共施設等に係る使用料、手数料等の見直しにより200万円の歳入確保」「歳入確保策の検討および実施により6000万円の歳入確保」を目標に財政健全化に取り組み2億6200万円の財政効果を見出していきたいとしていました。また、本田市長は、スポーツツーリズム推進室の設置などについても発表しました。スポーツツーリズム推進室は11月1日付けで設置され希望郷いわて国体の開催を機に整備したサッカー場などの施設を有効活用してスポーツ大会や合宿などの誘致活動を実施しさらに、観光・交流人口の拡大を推進するということです。今後は2019年に釜石市で開かれるラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピック開催に向け海外チームの合宿なども受け入れる体制作りをしていくということです。ほかに、災害公営住宅の整備についても発表しました。東日本大震災で内陸部に避難している被災者再建のため遠野市では市が主体となって災害公営住宅の整備を進めるということです。災害公営住宅の建設地は、現在仮設住宅が設置されている穀町と稲荷下第二地区土地区画整備事業の区域の2つの地域に分散させて14戸整備する予定ということです。

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