2016年10月27日放送

遠野市ボランティア交流会

遠野市ボランティア連絡協議会に加盟している団体が集まっての交流会が、きのう(26日・水曜日)、あえりあ遠野で開かれました。この交流会は、市内のボランティア団体がお互いの活動を理解し合うことでボランティアの輪を広げ、地域福祉にも役立てようと、遠野市ボランティア連絡協議会が毎年この時期に開いています。きのうは、市内39のボランティア団体からおよそ120人が参加しました。はじめに、遠野市ボランティア連絡協議会の白金久四郎会長が「活動を長く続けるためにみなさんが楽しく和やかに過ごせる活動を続けてほしい。この交流会も楽しく過ごしていただきたい」とあいさつをしました。続いて、スポーツインストラクターの馬場明子さんが交流会の手始めに身体と頭の軽い体操で会場をリラックスモードにしました。このあと、遠野小学校や盛岡の上田中学校の校長などを務めた遠野市教育委員会学校教育専門員の本田正弘さんを講師に迎え、講演会が開かれました。本田さんは「心を育てよう」と題し教員時代の体験談などを交えながら、ボランティア活動で人と関わることの多い参加者に「心」が持っているパワーについて伝えていました。最後は、テーブルごとに情報交換の時間が設けられ、活動の内容を紹介したり迷っていることに対してほかの人から意見をもらったりと、それぞれが思い思いの話しで交流を深めていました。参加者たちは、それぞれの取り組む内容は異なっていても、多くの人たちから刺激をもらいながらこれからの活動の糧として気持ちを新たにしている様子でした。

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