2016年10月26日放送

高齢者の交通事故防止に交通安全教室

高齢者の交通事故防止県民運動に合わせておととい(24日・月曜日)、附馬牛地区センターで65歳以上を対象にした交通安全教室が開かれました。日没が早まり、夕暮れ時から夜間にかけて歩行中や自転車乗車中の高齢者が関わる交通事故の発生が懸念されていることから、教室では、遠野市交通指導隊や交通安全協会が参加者たちに反射材の活用を呼びかけました。この日、参加者全員に反射材付きの小袋やLEDライトが配布され、暗い夜道では、反射材がどのように見えているか、また、ライトに灯りをつけてさっそく使い方を試していました。また、暗い夜道で識別しやすい色について確認し合いました。明るいところでは、全ての色が識別できていたものの、暗いところでは黒が見えにくくなるのに対し、白や黄色が見えやすいことを確認した参加者たちは、夜、外出する際の服装についても関心を高めている様子でした。このほか、反射神経を鍛えるための自宅で手軽に作れるトレーニング法の紹介や動作年齢を測定するクイックアームという機械を使って、動作の素早さと正確性をチェックしました。参加者たちは、何度かやっていくうちにボタンを押す音がリズミカルになり動作に余裕が出てきた様子で、楽しみながら反射神経を鍛えていました。なお、この交通安全教室とは内容が異なりますが、あさって(28日・金曜日)午後3時からあえりあ遠野を会場に体験型歩行環境シミュレータを使っての交通安全教室が65歳を対象に開かれる予定ということです。詳しくは、市市民協働課までお願いします。

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