2016年10月21日放送

友好都市交流でドリル演奏壮行式

今月30日(日曜日)に開催される予定の兵庫県福崎町(ふくさきちょう)の秋祭りに遠野市消防団ラッパ隊が出演することになっています。その出発を前にきのう(20日・木曜日)、総合防災センターで壮行式が行われました。去年の愛知県大府市での披露に続き、ことしは、2年前から遠野市と友好都市として交流をしている福崎町の秋祭りで今回初めてドリル演奏を披露することとなった遠野市消防団ラッパ隊は、これまでおよそ2カ月間にわたる厳しい練習を重ねてきました。きのうは、出発を前に隊員たちを激励しようと壮行式が行われ、隊員をはじめ本田市長や消防関係者などおよそ50人が出席しました。きのうは初めに、難しい動きなどさまざまなフォーメーションを取り入れ、日本一と称される遠野市消防団ラッパ隊がこれまでの練習の成果を披露しました。今回披露する予定の福崎町秋祭りの会場は、動けるスペースが普段より縦横5メートルずつ狭いことから、練習のなかで一人一人歩幅を調整しながら動きを合わせるよう取り組んできたということです。きのうは、気温が低く、また、強い風が吹く厳しい条件のなか、途中、太鼓のヘッドが破れるというアクシデントもありましたが、隊員たちは、最後まで力強い演奏を続け会場を魅了しました。およそ13分間にわたる演奏のあと、場所を移動して菊池榮孝隊長が出発申告を行い、松田克之消防団長があいさつをしました。そして、本田市長から隊員たちに「ひたむきな訓練とひとつひとつの積み重ねが迫力に繋がっています。当日も見事な演奏をしていただけることを期待しています」と、激励の言葉が送られました。壮行式が終わったあとも、隊員たちはビデオで動きを確認しながら、本番に向けて夜遅くまで練習に励んでいました。遠野市消防団ラッパ隊は、今月30日(日曜日)午前11時から福崎町秋祭りの会場でドリル演奏を披露する予定になっています。

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