2016年10月20日放送

官民連携による被災地支援フォーラム

遠野市と友好都市である熊本県菊池市など、27の市町村が一堂に会しての「官民連携による被災地支援フォーラム」が、きのう(19日・水曜日)ときょう(20日・木曜日)の2日間に渡って開催されました。このフォーラムは、交流市町村による水平連携の仕組みや方法を共有し、更なる連携の仕方を探ろうと遠野市が開きました。初日となったきのうは、遠野みらい創りカレッジを会場に開かれ、遠野市の友好都市や後方支援活動に取り組む自治体、熊本地震の際に支援活動を行った遠野ときめら会などおよそ100人が集まりました。開会行事のあと、熊本県菊池市の小川秀臣総務部長が、熊本地震に対しての菊池市の取り組み状況について報告しました。続いて「熊本地震における水平連携の検証と今後のあるべき姿」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。このあと「避難所設営・運営シュミレーション」をテーマにした後方支援ワークショップが行われました。体育館を避難所と仮定して行われたシュミレーションで、参加者たちは、受付けの開設や避難所用テントの設営など、それぞれの班に与えられた課題に取り組みました。シュミレーションの後、課題点に対してどのように対処したらいいか話し合い、その結果を発表しました。参加した人たちは、東日本大震災や熊本地震・台風10号で避難所運営に携わった人も多く、自分たちが体験したことを元に意見を出し合い、よりよい水平連携のあり方について考えていました。

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