2016年10月14日放送

不審者対応訓練

市内のスーパーマーケットできょう(14日・金曜日)不審者対応訓練が行われ、店員たちは対応方法などを確認しました。これは、今週11日(火曜日)から始まった全国地域安全運動に合わせ実施されたもので、市内のスーパーマーケットでの訓練は初めてということです。きょうの訓練は、刃物を持った不審者が店内で暴れるという想定で行われました。店員は買い物客の避難誘導や警察への通報など役割分担をして訓練に臨んでいました。また、店員は不審者に対して荷台や刺股を使って距離を取りながら冷静に対応していました。訓練を終えて遠野警察署の署員は「物を使って犯人と距離を取ったのが良かった。このようなことが起こった場合難しいとは思うが冷静に対応してほしい」と話しました。また、訓練のあと店員は、刺股を使う際なるべく端を持ち相手との距離を取ることや下から上に持ち上げると力が入りやすいことなどを警察署員から教わり非常事態に備えていました。なお、遠野警察署によりますとことしの刑法犯認知件数は、9月末現在で県内では3208件このうち遠野市内は43件で去年に比べ3件減少しているということです。警察ではこのような事件が発生した場合誰もけがをしないことを第一に考え行動しまた、警察にすぐ通報するよう呼び掛けています。

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