2016年10月7日放送

お疲れ様 また会う日まで選手たちをお見送り

きのう(6日・木曜日)幕を閉じたいわて国体サッカー競技少年男子で初戦、岩手県を破り第2位の成績を収めた大阪府チームがきょう(7日・金曜日)遠野をたつのにあたりさまざまな場所でお見送りが行われました。大阪府チームが宿泊している旅館の前には、およそ1週間の滞在期間中に交流を深めてきた「一日市商店街のおかみさんの会」の会員や遠野聖光こども園の5歳児たちが集まりました。旅館の前では、園児たちが選手たちに抱っこしてもらったりハイタッチをしたりしながら交流を深め、また、選手たちは遠野で過ごす最後の時間を楽しんでいました。そんな楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよお別れの時間です。選手たちからは、お世話になった旅館の人たちや商店街のお母さんたち、聖光こども園の園児たちに「感謝」の文字が書かれた色紙や花束が贈られ、受け取った人たちは、喜びながらも別れを惜しんでいる様子でした。一日市商店街のお母さんたちからは、会場応援に行くことができない分1言ずつメッセージを添え旅館前に飾っていたという手ぬぐいで作った「はんてん」がお土産としてプレゼントされ、心のこもった贈り物に選手たちからは笑顔がこぼれていました。このあと選手たちは、試合中、チームベンチで選手たちの活躍を見守ってきた千羽鶴のお礼にと、ふれあいホーム薬研淵(やげんぶち)を訪れました。玄関では、健康福祉の里の職員たちが横断幕を持って選手たちを出迎えました。ふれあいホーム薬研淵では、利用者たちが「おおきに」と書かれた旗を振って選手たちをお出迎え。利用者からは、遠野のお土産として「かっぱのクッキー」が手渡されました。選手たちは、ふれあいホーム薬研淵の利用者たちがおよそ2000羽の鶴を折って作った千羽鶴を手に「千羽鶴のおかげで最後まで走りきることができました」と色紙とともに感謝の気持ちを伝えていました。5戦を全力で戦い抜いた選手たちは、多くの市民に見送られながら遠野をたちました。

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