2016年10月4日放送

遠野市定期人事異動辞令交付

定期人事異動者に対する辞令交付と、正式採用になった職員に対する市長訓示がきょう(3日・月曜日)とぴあ庁舎で行われました。10月1日付けで市職員として経営企画部第三セクター支援担当部長となったのは、東北銀行から派遣された中小企業診断士の竹内正己さんです。市では現在「行政内部の体制と業務の見直し」「第三セクター等の経営体強化」「人づくり」の3つを柱として、地域経営改革の取り組みを進めています。このうち「第三セクター等の経営体強化」では、第三セクターのみならず市の経営体制の見直しも含めた「新しい公共」の仕組みの構築による経営改革に取り組みます。竹内さんはこれまで、東北銀行と遠野市の地方創生の連携協定により六次産業を中心に市・第三セクターと継続的に連携を進めてきましたが、今後は、市職員として第三セクターの経営診断や経営改善の指導、他事業者との連携支援および助言を行うということです。辞令を交付したあと本田市長は「竹内さんには、市職員として、また中小企業診断士としての切り口から大胆にメスを入れていただき、自然体で存分に力を発揮していただきたい」と竹内さんの活躍に期待していました。なお、竹内さんの任期は、平成30年3月31日までの予定となっています。続いて、ことし4月に市職員となった6人の正式採用にあたり、本田市長が「市職員としての誇りと自信をもちながら、市民の皆さまからの期待をいい意味でのプレッシャーとして受け止め、素直にすくすくと育ってほしい」と訓示を述べました。6人の職員たちは、これまでの経験を糧に今後もさらに市職員として頑張っていこうと気持ちを新たにした様子でした。

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