2016年10月3日放送

遠野のおもてなし

サッカー競技少年男子の開催にあわせて、市内では、さまざまな形で「おもてなし」が行われています。競技会場となっている市民サッカー場と遠野運動公園では、遠野を訪れる人たちをごみのない美しい街並みでお出迎えし滞在中気持ちよく過ごしてもらおうと、市民ボランティアと市の職員が会場周辺のごみ拾いやトイレの美化活動に汗を流していました。運動公園では、サッカー競技の開始にあわせ一関祝い餅つき振舞隊による餅つきが行われ、会場に集まった人たちにつきたての祝い餅が振る舞われました。歌に乗せて餅をつく姿にあわせて会場からも手拍子がおき、会場が一体となって国体の開催を祝っていました。また、サッカー競技の開催期間中、市内の小学校・中学校・高校の児童・生徒は全校応援で会場を盛り上げることになっています。きのう(2日・日曜日)市民サッカー場では、第一試合で愛媛県チームと青森県チームが対戦する中、遠野中学校の3年生およそ120人がクラス別にそれぞれの県に分かれ、選手たちに気持ちが伝わるよう大きな声を出して応援していました。さらに、各会場にはおもてなしコーナーが設けられていて、おもてなしボランティアによる料理やドリンク・特産品が振る舞われました。運動公園では、遠野の郷土料理をたくさんの人に味わってもらおうと「ねまるべ遠野」と「バケツdeジンギスカン実行委員会」による岩手県産の天然まいたけやボリメキなどのきのこをふんだんに使った「岩手の地鶏ときのこひっつみ汁」、それに「炭焼きジンギスカン」が。市民サッカー場では、選手や大会に従事する人たちに体力をつけてもらおうと、地域婦人団体協議会の会員たち手作りの「遠野行者にんにくひっつみ汁」が振る舞われていました。競技の合間をぬって休憩に訪れた人たちは、温かい料理と心のこもったおもてなしに心も体も温まっていた様子でした。なお、料理のおふるまいは、サッカー競技期間中の6日(木曜日)まで運動公園で数量限定で行われる予定となっています。

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