2016年9月29日放送

いわて国体おもてなし研修会

市職員を対象にした国体おもてなし研修会が、おととい(27日・火曜日)ときのう(28日・水曜日)の2日間、市立図書館・博物館で開かれました。この研修会は、市職員が国体で遠野を訪れる人たちに遠野の歴史や文化・遠野物語について説明できるようになることでよりよいおもてなしができるようにと開かれ、調査実習で遠野を訪れている島根大学の学生4人を含めたおよそ20人が参加しました。初めに、市立博物館学芸員の長谷川浩さんが、遠野市観光ガイドブックをもとに遠野の歴史や観光客に紹介したい観光スポットの見どころなどを説明しました。この中で、遠野は宮沢賢治の作品「銀河鉄道の夜」と「風の又三郎」でのモデルとなっていることを紹介していました。そのあと、参加者たちは博物館に移動し、遠野の自然や暮らし・遠野物語の世界に浸ることができる館内を巡りました。参加した人たちは、住んでいてもなかなか知らない歴史に興味深そうに聞き入り、遠野の新たな魅力を発見した様子でした。なお、国体開催期間中を含めた10月13日まで、企画展示室では定期展示の「『遠野物語』と現在」が行われるということです。

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