2016年9月29日放送

いわて国体に向けて「空手道」

いわて国体、いよいよあさって開幕となります。今週「国体開催直前ウィーク」として遠野の選手をシリーズで紹介していますが、きょう(29日・木曜日)は、空手道競技に出場する遠野の選手たちです。10月8日(土曜日)から盛岡市の岩手県営武道館で開催される空手道競技には遠野市から4人の選手が出場します。少年男子組手に釜石高校3年で遠野中学校出身の細川大輔くん少年女子組手には同じく釜石高校3年で遠野東中学校出身の菊池亜美紗さん。成年男子型には岡山県出身で世界選手権での優勝経験もある在本幸司さん、そして、成年男子組手中量級には今回、岩手県チームのキャプテンを務める佐々木優太さんが出場します。4人は岩手県空手道連盟で行う県内の実力者を対象にした強化練習に参加し、1年ほど前から国体に向けた稽古を重ねてきました。取材に伺った日は、岩手県チームと帝京大学空手道部との合同合宿。基礎練習に始まり、ゴムチューブ使った筋力アップと体感を鍛えるトレーニング、競技ごとに分かれての実践練習と怒涛のような猛稽古に望んでいました。国体での空手道競技は形競技と組手競技、年齢別、男女別など10種目が予定されている中、代表選手10人のうち4人もの選手が遠野市から選出されています。キャプテンとして岩手県チームをまとめる佐々木さんにはなおさら、周囲からの期待が寄せられています。全体の練習が休みの日の道場で黙々と稽古に汗を流す佐々木さんの姿にはそんなプレッシャーをもはね除ける強さが見られました。あさってに開幕を控えたいわて国体、空手道競技は10月8日から個人の形と組手、そして都道府県対抗となる組手の団体戦と3日間の日程で行われ、選手たちがしのぎを削ります。

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