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2016年9月29日放送

佐々木喜善を偲ぶ会

きょう、９月２９日は遠野物語の話者である佐々木喜善の命日です。これに合わせきょう（２９日・木曜日）から佐々木喜善祭が始まりました。佐々木喜善は、明治１９年１０月５日に旧土淵村に生まれ、柳田國男に遠野地方の民話などを伝えた「遠野物語」の話者として知られています。命日である９月２９日から生誕日である１０月５日までの１週間を佐々木喜善祭として毎年、伝承園で偲ぶ会などが開かれています。きょうは雨のため土淵地区センターで開かれた偲ぶ会には土淵町地域づくり連絡協議会や地域の園児・児童などおよそ１２０人が出席し、まず初めに参加者全員で献花を行い静かに手を合わせていました。次に主催者を代表して土淵町地域づくり連絡協議会の立花延尚会長が「全国の人に遠野を知ってもらったのはいろいろな人の努力があったから。佐々木喜善はその中でも一番の貢献者ではないか」とあいさつしました。この後、土淵保育園の園児が昔話を披露しました。続いて土淵小学校の児童３人がそれぞれ昔話を披露しました。なお、佐々木喜善祭開催中伝承園の曲がり家では、１日２回昔話を無料で聞くことができるということです。

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