2016年9月23日放送

いわて国体に向けて・・・「グラウンドゴルフ」

希望郷いわて国体公開競技のグラウンド・ゴルフがあす・24日(土曜日)とあさって25日(日曜日)に大船渡市で開催されます。国体に向けて練習に励む選手のみなさんを取材しました。希望郷いわて国体では、正式競技37競技と特別競技1競技・公開競技4競技が実施されます。このうち、公開競技のひとつとなっているグラウンド・ゴルフには、全国から48チームが参加する中岩手県からは2チームが出場します。岩手県Aチームは、ことし5月に開催された南沿岸ブロック会員交流グラウンド・ゴルフ大会で上位の成績を納めた遠野市の6人と大船渡市から6人のあわせて12人で構成され、国体で上位を狙います。グラウンド・ゴルフは、およそ35年前に誰でも楽しむことができる新しいスポーツとして誕生し、遠野市では、遠野市グラウンド・ゴルフ協会の会員およそ200人が毎週火曜日・木曜日・土曜日に練習に励んでいます。ルールは、ゴルフのようにボールをクラブで打ち、ホールポストにホールインするまでの打数を競うというごく簡単なものですが、コースによって芝の長さや傾斜具合などが異なるため、コースを読む力や打つ力を調整するなどのテクニックが必要と言います。ホールポストの柱に当たるとボールがはじかれてしまうため、柱の内側を狙うのがコツということです。打つ順番が回ってくると選手たちの表情は真剣そのもの。コースの特徴を見極めながらホールインワンを狙ってボールを打ち込んでいました。そして、なによりも団体ゲームに求められるのはチームワークです。早瀬川緑地グラウンドには、真剣さの中にも和気あいあいとした雰囲気が漂い、お互いに声援を送ったり打数を比べたりとチームワークは抜群の様子でした。希望郷いわて国体公開競技のグラウンド・ゴルフは、いよいよ明日が本番です。

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