2016年9月19日放送

チャタヌーガ市との国際交流

アメリカのチャタヌーガ市友好訪問団が先週(16日・金曜日)遠野を訪れ、市民と交流を深めました。この訪問は、中高生の海外派遣先であるアメリカテネシー州チャタヌーガ市が遠野市との交流を深めようと行われたものです。遠野まつりの開催に合わせ今回9人が遠野を訪れました。先週金曜日、訪問団は遠野市教育文化振興財団と国際交流事業について協議しました。この中で、チャタヌーガ市が工業地帯ながら環境改善に成功し、住みやすい街に変わったことから環境に関するプログラムを取り入れた市民ツアーの実施や中高生の海外派遣などについて意見が交わされました。協議のあと訪問団は、遠野高校を訪問し緑峰高校との違いなどについて尋ね、理解を深めていました。また、校内を見学していると以前海外派遣事業に参加した生徒に声をかけられ再会を喜んでいました。続いて訪れた緑峰高校では初めに今年度海外派遣事業に参加する生徒からホップ和紙のしおりがプレゼントされました。このあと校内を周り授業風景などを見学し二校の違いを実感しているようでした。このあと本田市長を表敬訪問したほか、夕方には歓迎会に招かれました。初めに本田市長が「遠野市とチャタヌーガ市の友好の絆を未来に広げていくための交流にしたい」と歓迎のあいさつを述べました。次に「今回の訪問が姉妹都市提携に向けての文化交流の機会となったら幸い」と書かれたチャタヌーガ市アンディ市長からの親書が手渡されました。そして遠野市と遠野市教育文化振興財団から訪問団に扇子やカッパの置物などが贈られた後、お礼にとチャタヌーガ市から工芸品や絵画などが贈られました。このあと開かれた歓迎の夕べにはおよそ120人が参加し多くの市民と交流を深めていました。

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