2016年9月19日放送

日本のふるさと遠野まつり開催

「秋風に祈りをのせて舞い踊る」日本のふるさと遠野まつりが開催され、ことしも多くの人たちが遠野の郷土芸能などを堪能しました。ことしの遠野まつりは、おととい17日(土曜日)ときのう18日(日曜日)の2日間、開催されました。初日の17日、午前11時からは、市街地で郷土芸能パレードが開催されました。開会セレモニーで遠野まつり実行員会の会長を務める本田市長のあいさつの後、道案内の神といわれる「猿田彦」の行列と宮守町の鱒沢神楽保存会のにぎやかな神楽のお囃子で市内を清めました。この後、市内の郷土芸能52団体、総勢およそ3800人による郷土芸能パレードが行われました。郷土芸能パレードが終わるとしし踊り大群舞と福幸もちまきです。しし踊りの大群舞では、勇壮な様子が披露されました。福幸もちまきでは、昼のパレードから遠野まつりを見学していたアメリカのチャタヌーガ市友好訪問団メンバーが参加し、遠野まつりを盛り上げていました。夜は、駅前通りと蔵の道ひろばを会場に郷土芸能共演会です。時折、雨が降ってきたものの市内外から多くの人たちが会場に足を運び、遠野の夜のまちも賑わいが続きました。きのう、18日は、遠野郷八幡宮に場所を移し遠野南部流鏑馬と馬場めぐり・神楽共演会が行われました。流鏑馬では、雨の中でしたが、素早い動きの中で矢を放つ姿に観客からは、盛大な拍手が送られました。その後は、八幡宮境内の馬場と神楽殿で馬場めぐり・神楽共演会が行われました。主催した日本のふるさと遠野まつり実行委員会によりますとことしは、雨の影響もあって2日間で去年より2000人ほど少ないおよそ3万人が訪れたということです。

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