2016年9月15日放送

市議会最終日

9月市議会定例会は、きょう(15日・木曜日)最終日の本会議が開かれました。本会議は、きょう午後2時に開会しました。初めに、決算特別委員会に付託されていた昨年度の遠野市一般会計歳入歳出決算の認定についてなど9件の議案について採決され、すべて認定・可決されました。これで、昨年度の一般会計の決算額は、歳入総額がおよそ224億6000万円、歳出総額がおよそ214億8000万円となりました。次に、予算等審査特別委員会に付託されていた今年度の遠野市一般会計補正予算など10件の議案についてもすべて原案の通り可決されました。このうち、今年度の遠野市一般会計補正予算については、歳入歳出にそれぞれおよそ4億9000万円を追加し、予算の総額はおよそ196億8000万円となりました。このあと、飛内副市長から今年度の遠野市一般会計補正予算の追加提案について説明がありました。この補正予算は、8月30日に岩手県に上陸した台風10号の豪雨などによる被害に対応するための計上予算で、歳入歳出にそれぞれ3億5724万4千円を追加し、予算の総額を200億3302万円とするものです。主な内訳は、公共施設など272箇所の災害復旧事業費としておよそ3億4800万円を追加、避難所運営・防疫活動や被災した岩泉町への支援活動など災害救助費としておよそ210万円の追加などとなっています。この追加提案については、質疑・討論のあと採決が行われ、原案の通り可決されました。また、骨髄移植ドナーに対する支援の充実に関する意見書の提出についてなど2件の発議案についてもすべて原案通り可決され、9月市議会定例会は閉会となりました。

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