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2016年9月13日放送

台風１０号に伴う住民説明会

台風１０号に伴う住民説明会がきのう（１２日・月曜日）までに市内全地区で開かれました。先週に引き続き、台風１０号に伴う住民説明会はきのう、小友・附馬牛・宮守・上郷の４カ所で開かれました。このうち上郷地区センターでは、上郷町民が市の職員から被害状況について説明を受けた後、意見交換が行われました。集まった上郷町民からは、町内で、土石流のように大量の土砂が流れ込むなどして被害を受けている場所や、次に大雨が降ったとき氾濫してしまう恐れのある場所、荒れてしまった林道などの情報が寄せられました。また、これからの災害に備えて、福祉避難所を利用する要援護者の避難体制について周知の徹底や、避難指示が出た際などに避難所まで自力で避難することが難しい一人暮らし老人への対応方法などを求める声も出ました。このなかで、遠野市の対応は素早かったという評価が出たほか、今回の災害で人的被害が出なかったことに参加した人たちは、ほっとした表情を見せていました。市内全地区で開かれた住民説明会での意見は、９月１日に立ち上げた市災害対応状況検証チームの検証作業などに役立てられるということで、市では、今後、災害への備えとして地域の人たちと協力し合いながら努めていきたいとしています。

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